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合同会社(LLC)を経営しながら、有限責任事業組合(LLP)を活用する方法!

2019年11月20日

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私は、フリーランスのコンサルタントです。

自分で立ち上げた合同会社(LLC)で、仕事を受けています。

合同会社(LLC)という器を手に入れたことで、さまざまなメリットを享受することができています。

働き方としては、これで十分なんですが、現在、私は、次の一手を考えています。

以前、本ブログで紹介させていただいた

参考:人生100年・副業解禁時代に、週3日だけ働いて生活する方法!

の最後のステップになります。

それは、LLPの活用です。

LLCに加えてLLP?

一体、何のことなのか、簡単に紹介していきましょう。

合同会社(LLC)の経営

私は合同会社(LLC)を経営することで、下記のようなメリットを経験してきました。

参考:賃貸を役員社宅として契約して、すさまじい節税をする方法とは?

参考:個人口座ではなく法人口座でFXを取引することのメリットとデメリット

参考:自動車の任意保険を個人名義から法人名義に引き継ぎ、節税・節約する方法とは?

参考:消費税の増税を味方につける方法…法人化による驚きのスキームとは?

参考:コンサルタントの私が日本政策金融公庫から融資を受けて起業した理由!

参考:法人設立後、出張旅費規程を作成することで、すさまじい節税をする方法!

私一人で働く器としては、この合同会社(LLC)だけで十分です。

個人的には、会社員時代よりも、はるかに高い満足度を得ています。

これはこれで

「新時代の働き方なんだ」

と、自負しています。

ところが、自分ひとりだけでビジネスをしたり、社会貢献することには限界があることも分かってきました。

誰かと一緒に仕事をしたいときもあります。

ただ、その誰かと一緒に、株式会社や合同会社(LLC)などの法人を設立してしまうと、どんなに仲の良い人であっても、最後は、揉めて終わってしまうケースが多いとされています。

実際、私の知人でも似たようなケースはありました。

法人というのは、それだけ責任もあり、重たいものなんです。

同じ志をもった仲間と、もっとゆるく繋がっていたい場合、どうしたらいいのか…。

そこで登場するのが、LLPというわけです。

LLP(有限責任事業組合)とは?

LLPとは、日本語で「有限責任事業組合」と言います。

技術や専門知識をもったヒトのグループのことを指しています。

ただし、法人ではありません。

名前が似ているので、よく比較されることが多いんですが…

LLC(合同会社)は法人格があるのに対して、このLLP(有限責任事業組合)に法人格はないんです。

LLP(有限責任事業組合)の大きな特徴は次の3つです。

まずはここを押さえておきましょう。

①有限責任

LLPの最大のメリット。

それは「有限責任」だという点にあります。

個人事業主の場合、万が一、仕事で失敗をして、損害賠償や負債が発生した場合、無限責任となります。

最悪の場合、個人事業主自身の個人財産も賠償の対象となり、自己破産するリスクがあります。

この点、LLPとして仕事をしていると、出資している範囲までしか責任がありません。

②パススルー課税

2つ目のメリットとして、LLPは「パススルー課税」が認められている点を挙げることができます。

パススルー課税?

聞きなれない言葉ですよね。

簡単に言えば、LLPは組織ではありますが、利益を出しても、組織として税金を支払わなくてもいいということです。

このため、LLPに法人税はありません。

すばらしいじゃないか?

ただ、そんな簡単な話ではありません。

「パススルー」という名前から想像できるように、組織に対して税金はかかりません。

しかし、個人に対しては税金がかかるのです。

組織で活動しているけど、配分された収益に対して、個人の所得税がかかることが大きな特徴になります。

ということは、個人で別の事業をしていた場合、LLPからの収益の黒字・赤字と合算することができるのです。

正確な表現で言えば、損益通算することにより、課税対象額を圧縮する効果が期待できるということになります。

もう少し具体的に言いましょう。

LLC(合同会社)の代表社員である私が知人とLLPを設立したと仮定します。

しかし、LLPでがんばった事業が赤字になってしまったとしましょう。

そうすると、私は合同会社でもらっている役員報酬の金額(黒字)に、LLPの赤字分を合計することができるのです。

私個人が支払う税金を減らすことができるのです。

③利益配分の自由

3つ目のメリットは、「利益配分の自由」です。

株式会社では、出資比率に応じて損益の分配が行われますが、LLPの場合、損益分配は自由です。

取締役会や監査役のような経営者に対するチェック組織の設置も強要されません。

出資比率にかかわらず、利益や権限を自由に分配することができるのです。

LLPの活用例と今後の私の動き

私は、まだLLC(合同会社)しか運営したことがありませんが、LLP(有限責任事業組合)に関して言えば、次のようなケースがあると考えています。

①個人事業主が複数人集まって、有限責任化し、営業力を高めるケース
②法人を経営している人が、新規事業やリスクの高そうな事業をプロジェクト的に遂行するケース
③法人を経営している人が、仲間と一緒に仕事がしたいが、法人として雇いたくないケース

私の場合、本業はコンサルティング業で、昨今、人手不足が顕著です。

大手コンサルティング会社でも、人手がかなり不足しており、私のようなフリーランス・外注に頼らざるを得ない状況です。

このような状況の中、コンサルタント同士が手を組んで、まとめてどこかのプロジェクトに参画する…

ようなケースは容易に考えられます。

個人事業主やひとり法人のケースでは、原則、ひとりで契約します。

このため、どこの誰か分からない人とプロジェクトを遂行することになり、リスクは高いと考えることもできます。

しかし、LLPとして受注すると、気心知れた仲間と一緒に仕事を遂行することも可能となります。

言葉で書くと、

・営業力の強化(誰かが仕事をとってきてくれる)
・規模の経済(複数人でまとめて活動できる)
・有限責任(個人でするとリスクが高いが、LLPだと責任は有限)

などのメリットがあります。

LLPの構成員は2名以上という決まりはありますが、個人だけでなく法人も構成員となることが可能です。

私のビジネス特性上、LLCとLLPをうまく使い分けることで、何か面白い相乗効果がでるような気がしています。

現時点では、まだ未経験なので、何とも言えませんし、説得力もありません。

しかし、私は、少しずつ、動き始めています。

何か進展があれば、またレポートさせていただきたいと思います。

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