ステップ2:本業を続けながら、副業を始め、給料以外の収益源を作る
私の経験上、ステップ1は、多くの方が実践していると考えています。
本当に難しいのは、このステップ2ではないでしょうか。
「会社の仕事が忙しすぎてそんな時間はない!」
こういう方が多いと思います。もしくは、
「副業と言っても何から始めていいのか分からない!」
こういう方も多いと思います。
今までに、本業以外で稼いだことがないのであれば、当然の疑問でしょう。
ただ、言い方は悪いですが、このセリフは思考停止の典型例です。
新しいこと・次のアクションを何も産み出していかない危険な状態だと思ってください。
私もずっとこのような状況が続いていました。
実際のところ、私の属しているコンサルティング業界は、仕事が忙しく、徹夜や土日出勤は日常茶飯事でした。
しかし、これで体を壊してしまっては、何も残らないと思い、勇気を出して、さまざまな副業に挑戦していきました。
会社員時代に始めた副業は、今も続いています。
例えば、不動産投資です。
2025年現在、私は、関西圏を中心に複数のワンルームマンションを保有して、継続的に安定収入を得ています。
会社からの給料以外に、自分の力で稼ぐことのできる収益源を確保すること。
これは、あなた自身の精神的な強さにもつながってくることでしょう。
このように、複数の収益源を確保する働き方のことを、近年、プライベートカンパニーと呼んでいます。
プライベートカンパニーは、会社員の副業の代表的なパターンになりつつあります。
ステップ1では「本業のスキルを磨くことが重要だ」と言いました。
ただし、収入という意味では、会社という1つの収益源に頼っている一本足打法、極めて不安定な働き方です。
令和時代、年功序列・終身雇用という仕組みは、過去のものとなりました。
株式投資の世界でも、
「すべての卵をひとつのカゴに盛るな!」
と言われていますよね。
会社をクビになれば、あなたの会社での実績も役職も収入も、一瞬で消えてしまいます。
普段はあまり意識しませんが、収益源が1つだけだとリスクが非常に高いのです。
それに本業と副業には相乗効果もあります。
本業をきちんとこなすことで、副業も拡大させることができるのです。
人生100年時代です。
老後のことも考えると、
”会社に頼らず、自分自身で稼ぐ力を身につけておく”こと”
は、必要最低限の考え方になってくるのではないでしょうか。