スポンサーリンク

週3日メソッド・プライベートカンパニーの活用でコロナ禍を乗り切っている話

2022年5月7日セミリタイア

6年ほど前、私は、大手コンサルティング会社に勤務していました。

しかし、うつ病となって仕事ができなくなってしまい、退職を余儀なくされました。

その後2年間は、不動産投資と傷病手当金に頼る、無職・フリーター生活でした。

そして、ご存知コロナ禍…。

私にとっては、激動の6年間でした。

しかし、現在は、お金の件に関しては、なんとか普通の生活ができています。

今回は、その体験談・からくりを紹介させていただきたいと思います。

週3日メソッドとは?

コロナ禍の話の前に、まず「週3日メソッド」の紹介をさせてください。

「週3日メソッド」とは、私が考案した、週3日だけ働いて生活するための方法論のことを指しています。

本ブログのメインテーマとなります。

詳細はこちらの記事をご覧いただければと思います。

「週3日メソッド」は、全部で7つのステップから成り立っています。

ステップ① 会社員として、本業のスキルを磨く
ステップ② 本業を続けながら、副業を始め、給料以外の収益源を作る
ステップ③ 給料以外の収益源のメドが着いたら、会社員を退職し、時間的な自由を手に入れる
ステップ④ 社会的な恩恵の少ないフリーランスの弱みを強みに変える
ステップ⑤ 本業で生産性を高め、高単価を実現する
ステップ⑥ フロー型ビジネスとストック型ビジネスを組み合わせることで収益を安定させる
ステップ⑦ 別組織体を立ち上げ、自分がいなくても稼げる仕組みを作る

現在、私は、ステップ⑥までを完了しており、ステップ⑦を実践している最中です。

まだ、コンプリートできておりませんが、多忙を極めた会社員時代よりも、はるかに自由で豊かな生活を過ごすことができています。

プライベートカンパニー とは?

次に、「プライベートカンパニー」の話をさせてください。

プライベートカンパニーとは、あなた自身の収益源となる器のことを指しています。

会社員を続けながら設立することもできますし、独立してから起業することも可能です。

詳細はこちらの記事をご覧いただければと思います。

「週3日メソッド」に照らし合わせると、

私の場合、ステップ②が

「プライベートカンパニーの立ち上げ」

に相当しています。

私の激動の6年間

冒頭の話に戻りましょう。

6年前、私は会社員として、スキル習得に励んでいました。

社会人になってから、ここまでの期間を、週3日メソッドに照らし合わせると、

「ステップ①:会社員時代の経験により、本業のスキルを磨く」

に相当します。

ここで、私は会社員を続けながら、副業として、金融投資や不動産投資などを開始しました。

私は、会社の給料以外にも、収益源をつくることに成功したのです。

いわゆるプライベートカンパニーです。

週3日メソッドに照らし合わせると、

「ステップ②:本業を続けながら、副業を実践し、給料以外の収益源を作る」

に該当するでしょう。

しかし、このタイミングで、私はうつ病となり、会社を退職することになりました。

社会人になって、初めて、無職・フリーターの身分となりました。

この時期、もちろん、給与収入はゼロです。

私は子どもが3人いますので、不安で不安で仕方がありませんでした。

プライベートカンパニー(金融投資・不動産投資)による収益と、傷病手当金だけで生活していたのです。

この生活が2年間続いたのは事実です。

しかし、傷病手当金がもらえるのは、最大1年半です。

いつまでも、セーフティネットに頼るわけにはいきません。

そこで、私は、傷病手当金を障害年金(3級)に切り替え、個人事業主としてコンサルティングの活動を開始しました。

個人事業主のままでもよかったんですが、いろいろ経験していくうちに、個人事業主という身分は社会的に恵まれていないことを学びました。

そこで、私は合同会社という法人を設立して、ひとり社長となったのです。

週3日メソッドで言えば、

「ステップ④:社会的に恵まれていないフリーランスの弱みを強みに変える」

に相当します。

そして、自分の付加価値・売値を高め、稼働日数を減らすことで、週3日労働を実現することができるようになったのです。

週3日メソッドで言えば、

「ステップ⑤:本業で生産性を高め、高い単価を実現する」

に相当します。

このように、週3日メソッドをほぼ忠実に実行することで「会社員の安定」と「フリーランスの自由」の双方を手に入れることができるようになったのです。

コロナ禍を乗り切っている話

私は合同会社の社長として、経営の舵取りを開始しました。

メイン事業であるコンサルティング事業だけでなく、

サブ事業となる金融投資や不動産投資、ブログの資産化、電子書籍…

など、事業を分散することで、リスクヘッジを行いました。

週3日メソッドで言えば、

ステップ⑥:フロービジネスとストックビジネスを組み合わせ、収益を安定させる

に相当します。

このステップ⑥こそが、新型コロナウイルスによる大恐慌を乗り切る鍵となったのです。

収益源が、コンサルティング業だけであれば、経済環境の悪化・クライアントの業績低下に伴い、私の仕事はなくなっていたはずです。

コンサルティング業は、フロービジネスです。

仕事のあるときはいいですが、仕事がなくなると収入はゼロになります。

観光業、サービス業などの仕事は、ほとんどがフロービジネスです。

一時期、エンタメ・芸能人も仕事が激減しましたが、これもフロービジネスです。

しかし、私は、フロービジネスだけでなく、ストックビジネスの仕組みをつくることをコロナ前から準備していたのです。

ストックビジネスとは、一度仕組みを作ってしまって、あとは働かずに収入を得るビジネスのことを指しています。

別名、仕組みビジネスです。

私が、会社員時代に立ち上げたプライベートカンパニー。

この収益源は、金融投資・不動産投資といった、不労収入だったのです。

会社員時代は、コンビニでのアルバイトなどで副業することも可能でしたが、本業も副業も労働収入だと、体がいくらあっても持ちません。

不労収入を継続して得る仕組みは、常に意識して増やし続けることが重要なのです。

私は、フロービジネスとストックビジネスの両方を実践し、リスクヘッジを行いました。

このため、コロナ禍で、メイン事業であるコンサルティング業がテレワーク(在宅勤務)になろうと、縮小しようと、中止になろうと、ダメージは局所化されました。

ストックビジネスがあったからです。

その他、障害年金や、国から一律の給付金、自治体・金融機関による融資・給付金などにより、倒産することも失業することもなく、当面、乗り切ることができているのです。

週3日メソッドの

ステップ⑥:フロービジネスとストックビジネスを組み合わせ、収益を安定させる

の重要性を身をもって痛感した感じです。

今後の見通し

コロナ禍は、まだ当分の間、続きそうです。

というか、テレワークやソーシャルディスタンスなど、もう昔の社会には戻らない変革が起きたのかもしれません。

私はこの「週3日メソッド」を忠実に実践し、自分に合った働き方・生き方を見つけることができました。

このため、引き続き、次のステップ⑦に進んでいきたいと思います。

ステップ⑦とは、私自身がフロービジネスをできなくなった時のリスクヘッジです。

つまり、私以外のメンバーと一緒に仕事をするということです。

私の例で言えば、私が社長となっている合同会社(LLC)はプライベートカンパニーです。

しかし、これは私自身が働けなくなったら、ストックビジネスだけになるので、収入はゼロにはなりませんが、半減します。

しかし、有志と一緒に、何らかの組織体立ち上げれば、私が倒れても、他のメンバーが補ってくれます。

もちろん、その逆も可能です。

これが、週3日メソッドの最終ステップであり、私の働き方のゴールなのかもしれません。

また進展があったら、この場で紹介させていただきたいと思います。

スポンサーリンク

Posted by かずきび