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フリーランスになった私が、頻繁に喫茶店に行くようになった理由!

2021年9月11日生き方・働き方

街中にある喫茶店。

あなたは、どのくらいの頻度で利用しますか?

月に1回?
週に1回?
3日に1回?

会社員時代、私は、それほど喫茶店を利用していませんでした。

しかし、フリーランスになってからは、ほぼ毎日、利用するようになりました。

この心境の変化は何なのでしょう。

今回は、この心境の変化について少し触れてみたいと思います。

喫茶店のサービスについて

普通、喫茶店といえば…

「珈琲」

ですよね。

インスタントに近い安価なものもあれば、コーヒー豆にこだわっている美味で高価なものもあります。

私自身、珈琲は好きですが、正直、味のことは全く分かりません。

コンビニなどで購入する100円珈琲と、喫茶店で出される1000円珈琲。

おそらく、私は区別することができないでしょう。

それほど珈琲の味にこだわりのない私が、なぜ喫茶店を頻繁に利用することになったのか?

それは、私が「珈琲」という「モノ」に対して対価(お金)を支払っていないためです。

あと、喫茶店で友人・知人と会話を楽しんでいる人も多いと思います。

これにも、私にはこだわりがありません。

基本、私はひとりで喫茶店に入ります。

2人以上で入ることは、ほとんどありません。

これは、私が「会話を楽しむ場所の提供」という「サービス」に対して対価(お金)を支払っていないためです。

私が喫茶店に対して期待しているもの

では一体、私は何のために喫茶店に入っているのでしょう?

珈琲1杯500円の喫茶店と、珈琲1杯1000円の喫茶店。

あなただったら、どっちのお店に入りますか?

普通は、安いほうの喫茶店に入りますよね。

ただ、私は、おそらく高いほうの喫茶店に入ると思います。

理由は、空いているケースが多いと予想されるためです。

値段の安い喫茶店は混んでいることが多く、ゆっくりできないですよね。

イヤホンをして長時間勉強をしている学生もいますが、回転率で勝負している安価な喫茶店での長居は少し気を使います。

これに対して、値段の高い喫茶店は空いていることが多く、会話している人も少ないケースが多いです。

私と同じように、ひとりで自分の時間を堪能している人が多いように感じられます。

あと、会社員とは異なり、フリーランスの喫茶店の珈琲代は、仕事や勉強だと経費とすることができる点も大きいです。

話を戻します。

私はうつ病で会社員をやめることになりました。

振り返ってみると、仕事以外のことを考える余裕は、あまりなかったような気がします。

しかし、フリーランスになってからは、視野を広げて、さまざまなことができるようになりました。

・平日に堂々と病院・市役所などへ行くことができるようになった
・平日の空いているときに散髪ができるようになった
・どこで仕事をしていても、出費をほぼ経費にできるようになった
・休日はゆっくり休んで、子供に勉強を教えたり遊んだりできるようになった
・満員電車に乗る機会がなくなった
・月曜から金曜まで週5日も働かなくてもよくなった
・上司からの評価、部下の評価から開放された
・好きな仕事を自由に選べるようになった(嫌な仕事を無理にしなくてもよくなった)
・定年、社内規程、出張規程、副業規程などの細かいルールを気にしなくてもよくなった
・平日の日中もしくは晩に、温泉(スーパー銭湯)でゆっくりできるようになった

喫茶店では、仕事をするときも、勉強するときもあります。

ただ、私にとって一番大きいのは、喫茶店の提供してくれている空間の中に

「自由な私がいる」

という状況です。

この雰囲気によって、私自身が変化しているような気がするのです。

私自身が、自律的に癒し・くつろぎを感じ取ることができているのです。

「誰にも縛られることなく、自分の意思で喫茶店で時間を過ごしている」

この自分自身の置かれているこのシチュエーションそのものが、なんとも言えない心地よい感覚を、私の中で生み出してくれているのです。

うつ病になっているから、そのように感じられるのか…

まだ私には分かりません。

ただ、喫茶店で自由な私がくつろいでいるという状況自体が、私にとって、とても心地よいのです。

モノでも時間でも空間でもない、私自身が自律的に変化できるようにしてくれているもの。

「心の癒し・治療サービス」

のようなものを、私は喫茶店に期待しているのかもしれません。

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Posted by かずきび