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拡大する自己啓発市場…社会人でも勉強して知識を身につけよう!

2018年7月10日資格・スキル

あなたは「自己啓発」という言葉に対して、どのようなイメージを持っていますか?

私は書店に行くと、必ず、自己啓発の新書のコーナーに足を運びます。

新書に限定しているのは、過去の本は、ほとんどが読んだものばかりだからです。

このように、私は「自己啓発」という言葉の甘いワナに完全にはまっています。

しかし、私だけではなく、実際に「自己啓発」の市場が拡大しているのをご存知でしょうか?

自己啓発市場の拡大

自己啓発。

いい響きの言葉です。

自己啓発は、時には仕事に対するモチベーションを上げてくれたり、時には自分の人生に勇気を与えてくれたりもします。

この「自己啓発」に関する市場が、2016年に9000億円となっていることが判明しました。

1989年(平成元年)のデータと比較すると、約30年の間で約3倍に成長していることになります。

日本の人口は約1億2000万人です。

一人当たりに換算すると、一年の間に「自己啓発」の本を7000円程度、購入していることになります。

自己啓発市場の半数は、英語などの語学や、会計士などの資格に関するものだそうです。

「終身雇用が崩壊し、早期退職やリストラが現実的になる中で、何かスキルを身につけておかなければ…」

と悩める会社員をターゲットに市場が形成されているのでしょう。

自己啓発書の弊害

このように、自己啓発市場は確実に拡大してきています。

しかし、これに否定的な見方をしている人も少なくありません。

少し前に、ある芸能人が

「自己啓発は宗教のようなものだ。」

と発言して、反響をよびました。

成功体験談や資格取得のノウハウなど、自己啓発本を読むのは自由です。

しかし、読むだけで、何もアクションを起こさない人のなんと多いことか。

私も昔はそうでした。

「英語はこうすれば話せる」

という本を読むだけ読んで、その気になって、TOEICの本を買って、本棚行き。以上。

「不動産投資で成功するノウハウ」

という本を読むだけ読んで、その気になって、宅建の本を買って、本棚行き。以上。

「速読のススメ」

という本を読むだけ読んで、その気になって、何もせず。以上。

実際に、自己啓発の本を読んで、自分が土俵の上に上がる人はほとんどいないのではないでしょうか。

実際に何かアクションを起こしてみよう!

私は以前、

「キビノミクス~本業と副業を両立させ、あなたを豊かにするメソッド」

という電子書籍を出版しました。(現在は販売停止中です。)

この本の中で、副業を成功させるためには、3本の矢が必要ですと書きました。

3本の矢とは、次のものになります。

①きちんと戦略を立てること(戦略)
②とりあえずやってみること(実行)
③時間を味方につけること(継続)

このうち、どれか1本の矢でも欠けてしまうと、成功は難しくなってきます。

資格取得でも副業成功でも、この考え方は通用すると思っています。

私は、自己啓発本というのは、このうち1本目の矢である

「きちんと戦略を立てること(戦略)」

をサポートするだけのものだと考えています。

自己啓発本は、さまざまな視点で、我々にやる気を起こさせてくれるからです。

それをベースに自分なりの計画に落とすことができれば、1本目の矢はクリアしたことになります。

しかし、ほとんどが1本目の矢でとどまり、2本目の矢に進むケースが少ないことが

「自己啓発=宗教」

と言われる、一つの要因になっていると考えています。

小さな規模でもいいので、まずは自分で、重い腰を上げてやってみるということが、私は本当に重要だと思うのです。

自己啓発本で、英語に対するモチベーションが上がってきたら、目標を定めた上で、今すぐに、Youtubeなどで英会話の動画を聞いてみるとよいでしょう。

自己啓発本で、ネット副業に対する知識がついてきたら、目標を定めた上で、今すぐに、無料ブログを開設して何か記事を書いてみるとよいでしょう。

自己啓発本で、難関資格に対する興味がでてきたら、目標を定めた上で、今すぐに、過去問題を解いてみるとよいでしょう。

実際に、手を動かしてみないと、自己啓発本に書かれてあることが

「絵に描いた餅」

で終わることが多いです。

自己啓発という言葉を肯定的に捉えるのか、否定的に捉えるのかは、人それぞれなので、正解はありません。

しかし、自己啓発本が、宗教の経典となるのか、自身の成功のためのエンジンとなるのか。

それを決めるのは、あなたの行動次第であることだけは確かでしょう。

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Posted by かずきび