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トルコリラ投資…私のオリジナルの低リスクFX運用法とは?

2018年1月5日金融投資

今回は、私のオリジナルFX手法を紹介したいと思います。

昔、私は、FXで大損をしていました。

ただ、試行錯誤の末、今回、紹介させていただく手法をとるようになってからは、今のところ、ほとんど損をしておらず、安定した運用実績となっています。

一体、どういう手法なのでしょうか。

トルコリラの特徴

米ドルやユーロに比べて、トルコリラは非常にマイナーな通貨です。

ただ、トルコリラは、米ドルやユーロに比べて、非常に金利が高いのが特徴です。

昔、私は、メジャー通貨である米ドルやユーロの値上がり益で稼いでいこうと思っていました。

ところが、FXはレバレッジが効いているので為替変動が非常に激しいです。

大きな資金をもたない私はすぐに証拠金不足でロスカットになってしまう状態でした。

あと、儲かるときは一気に儲かるけど、大損することも多々あり、安定しない運用状態でした。

リーマンショック前のサブプライム問題時には100万円を一気に失ったことを覚えています。

私のFX戦略

そんな中、不動産投資のことを思い出したのです。

不動産投資は、バブル時代の値上がり益つまりキャピタルゲイン狙いから、家賃収入を安定して得るインカムゲイン狙いに変化してきていることは既に理解していました。

これをFXにも適用できないのかと考えたわけです。

為替変動を不動産の値上がり益、スワップ金利を不動産からの家賃収入だと置き換えて考えてみてはどうかと思い立ったのです。

つまり、為替変動を無視して、スワップ金利のみに期待するという戦略に変えたのです。

そうすると、スワップ金利(つまり家賃収入にあたる)の高い、高金利通貨が必要となりました。

このため、対象通貨の選択肢は、南アフリカランドとトルコリラの2択になりました。

私は、かなり安値状態となって買い時になっていたトルコリラを選択しました。

トルコリラを1ロット購入すると、1日に約100円のスワップ金利がつきます。

1ヶ月で3000円、1年で3万6000円の金利収入です。

資金が大量にある人ならもっと購入すればいいのですが、私は自由資金に乏しかったため、10万円を証拠金として差し入れ、3ロットを購入しました。

このため、1年間、ずっと保有し続けることができれば、何もせずに1年間で約10万円の金利収入を得ることができたわけです。

つまり、FXトルコリラ投資とは、一言で言えば、

”高金利通貨であるトルコリラを購入・保有することで、スワップ金利(利息のようなもの)を確実に手にしていく中長期の投資”

のことを指しています。

ただ、FXはそう簡単な話ではありません。

為替変動が激しいのです。

スワップ金利の儲けなど、下手すれば、為替変動で一瞬のうちに吹き飛んでしまいます。

トルコリラも例外ではありません。

昔は1トルコリラ=60円以上もあったものが、最近では、1トルコリラ=30円程度、つまり半値になっています。

さらに、トルコリラの最安値は今後も更新する恐れがあります。

これをどう回避しているのか。

次に紹介します。

仮にトルコリラを3ロット保有した場合(トルコリラの買い)、米ドルを1ロット「売り」で保有するのです。

短期的な相場なのであれば、トルコリラ自身の「売り」でも構いません。

最近の為替市場は、グローバル化の進展に伴い、円高になると全通貨が円高になり、円安になると全通貨が円安になる傾向が強くなっていることを逆に利用するわけです。

トルコリラの為替評価益(損)は、米ドルの為替評価損(益)によって相殺されていることになります。

こうすることで、有効証拠金、つまり自分のもっている通貨の価値自体、大きな変動はなくなります。

デメリットは、米ドルについては、逆にスワップ金利を支払う必要があることです。

しかし、米ドルはトルコリラほど高金利ではないため、支払いは、ほとんど無視することができる額です。

つまり、米ドルをうまく活用することで、トルコリラの為替損益にアクセル・ブレーキをかけ、結果としてトルコリラのスワップ金利を狙っていくという戦略になります。

為替は毎日確認していますが、以前のときのように、為替変動に一喜一憂することはなくなっています。

為替差益が殆どないため、収益としては、スローペースではありますが、スワップ金利だけ毎日溜まっていく状態です。

月に1万円、不労アルバイトで稼いでいる感覚です。

軍資金があれば、もっと投入して規模を拡大したいと思っているのですが、悲しいことに、現金に余裕がある状況ではないため、当面、現在のポジションで様子を見ていこうかと思っています。

今後のトルコリラの動き

現在、トルコリラは史上最安値の状況になっています。

2015年くらいまでは、トルコリラが最安値を更新していく原因は、世界金融危機やアメリカの金利政策の影響、中国経済の原則など、世界全体の経済悪化によるものが主でした。

ところが、2016年以降、トルコリラの最安値の原因は変化してきているように見えます。

トルコ国内でのテロや政治の乱れが反映され始めてきたような気がするのです。

私はトルコの政治については全くの無知です。

ただ、上記のやり方であれば、トルコ政治がどう変化しようと、リスク回避はできていると思います。

今後、為替相場がどうなるのかは、私を含め、誰も確実に当てることはできません。

しかし、極力、自分の戦略や方針というものは守りつつ、きちんとポリシーに沿った運用をしていきたいと思います。

最後に一点だけ。

上記のように、私はFXについて、自分のやり方を確立させているつもりです。

そして、私はここで、この方法をあなたに押し付けたり勧めたりしたいわけではありません。

これはひとつの方法にすぎません。

正解か不正解かもわかりません。

ただ、どんなにFXが難しいとはいえ、あなたにも、自分の環境、自分の性格に合った手法があると思うのです。

リスクの許容度も個々人でちがうでしょう。

もし、あなたがFX運用に対して悩んでいるのであれば、自分なりのポリシーを早く確立させ、行き当たりばったりの博打的なFX運用から、早く卒業できることを、私は切に願っています。

私は、このトルコリラ投資を、今後、個人名義ではなく、法人名義で行っていく予定です。

法人口座には、個人口座にはないメリットがあります。

リスクもさらにヘッジすることができるようになります。

この詳細については、こちらの記事を参考にしてみてください。

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Posted by かずきび