副業インストラクターが、コロナ危機でも実践中の4つの副業…その成果は?
私がこの記事を書いているのは2020年6月初旬。
今年は、本当に大変な時代となっています。
新型コロナウイルスの影響により、社会は大混乱です。
感染拡大のリスクに加えて、経済活動の停滞、教育の見直し、雇用の見直し…
ほとんどすべての人が被害を受けているような悲惨な状況となっています。
日本だけでなく、世界全体が混沌としています。
経済的に言えば、まさに世界恐慌です。
私自身も例外ではありません。
メイン事業(本業)であるコンサルティング業は、クライアントの業績悪化により仕事が激減。
しかも、私は会社員ではなく、フリーランスです。
仕事がなくなることは、即、無収入となることを意味しています。
こうなってくると、まず頼れるのは、政府や自治体による融資・給付金です。(これは別の機会に体験談をまとめて記事にさせていただきたいと思います。)
あと、もうひとつ。
私は副業インストラクターでもあります。
私自身が実践しているサブ事業(副業・複業)は、コロナ状況下においても、確かな収益源となってくれています。
今回は、このサブ事業(副業・複業)について、現在進行形の私の体験談を紹介させていただきたいと思います。
私が実践中の4つの副業
私は、現在はフリーランスですので、副業という表現は使わず、サブ事業、もしくは複業という言葉を使っています。
しかし、昔、会社員時代だった頃は、会社に内緒で、小さな収益源を作ろうとしていましたので、この時期は副業という言葉を使っていました。
いずれにしても、誰かに雇われて仕事をしている本業以外に、自力で少しでも稼ぐ仕組みを作ろうという点においては共通しています。
このため、今回は、以後、「副業」という言葉を使わせていただきたいと思います。
今回は、私が実践しているさまざまな副業のうち、代表的な次の4つについて、コロナ時代でどのような状況となっているのか、簡単に紹介していきたいと思います。
①不動産投資
②金・プラチナの積立投資
③トルコリラ投資
④ブログの資産
なお、私はフリーランスで起業もしていますが、起業や節税に関するノウハウは、別記事で紹介させていただくことにしたいと思います。
①不動産投資
まずは、会社員の副業の代表選手である不動産投資から見ていきましょう。
私は、会社員時代に不動産投資を開始し、現在は、関西圏に8戸のワンルームマンションを保有しています。
これは、不動産を安いときに買って、高いときに売るという、海外の富裕層が得意とするキャピタルゲイン(売買益)を狙ったものではありません。
市況に左右されることなく、長期保有することを前提に、インカムゲイン(家賃収入)を得ることを目的としています。
2020年時点において、私の8戸の物件は満室経営が続いています。
それ以前も、空室になったことはほとんどありません。
マクロ的には、少子高齢化とか人口減少とか過疎化とか言われていますが、不動産投資で一番重要なのは「立地」です。
ここさえ、間違えなければ、安定した家賃収入を得ることができ、ほぼ不労所得とすることができます。
私の場合、不動産投資に伴う作業は何もしていません。
このため、不動産投資は、実際のところ、不労所得となっています。
入居者の引っ越しが発生することは、たまにあります。
しかし、立地がいいと、すぐに次の入居者が決まるため、ダメージはほとんどありません。
複数の物件を保有しているという点も、リスクヘッジとなっています。(家賃収入がゼロになることはないので。)
私の場合、コロナ状況下においても、不動産投資のダメージはほぼゼロといってよいでしょう。
②金・プラチナの積立投資
私の副業において、金融投資の優等生が、この金・プラチナの積立投資です。
簡単に言えば、金、銀、プラチナといった現物を、ドルコスト平均法を利用して、少しずつ買い増ししていくのです。
時間分散投資とも言われ、これも市況に左右されることはありません。
実際、金は、「有事の金」とも呼ばれており、コロナとか世界恐慌とか、世界が危機になればなるほど、高騰する性質があります。
コロナ状況下の現在も、ほぼ史上最高値がついています。
で、私が儲かっているのかと言えば、そうではありません。
不動産投資と同様、
「安いときに買って、高いときに売る」
という思想ではなく、中長期的にリスクヘッジをしながら投資していくことを目的としているためです。
ハイリターンでもハイリスクでもありません。
もちろん、コロナ状況下の現在においても、淡々と積立額が増えているだけなので、影響はゼロです。
私は、1級ファイナンシャルプランニング技能士でもありますが、金融投資をする場合、この積立投資は、本当におススメです。
忘れた頃に、あなたのもとに、積み立てた金額が降ってくることになるでしょう。
③トルコリラ投資
トルコリラ投資。
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんよね。
簡単に言えば、FXでトルコリラを保有して、スワップ金利で稼ぐ方法のことを指しています。
ご存知の通り、FXはレバレッジをかけることで、小さなお金で大きなお金を動かすことができるハイリスク・ハイリターンの投資です。
トルコリラという通貨も、新興国通貨ということで、米ドルやユーロとは異なり、ハイリスク・ハイリターンの投資です。
ファイナンシャル・プランナーとしては、決しておススメできる投資ではありません。
今までに紹介させてもらった、①不動産投資と、②金・プラチナの積立投資については、かなり低リスクの投資でした。
しかし、この③トルコリラ投資については、明らかにハイリスクです。
では、なぜ、私はこのようなハイリスクの商品に手を出しているのでしょうか。
実は、ここにもからくりがあるのです。
まず、FXも
「安いときに買って、高いときに売る」
のが基本だと言われています。
しかし、私の場合、そういう思想でFXには取り組んでいません。
あくまで、中長期の投資として捉えています。
不動産投資と同様、キャピタルゲイン(売却益)を狙うのではなく、インカムゲイン(スワップ収入・金利収入)を狙っているのです。
トルコリラは、知る人ぞ知る高金利通貨です。
保有し続けるだけで、信じられないほどのスワップポイント(利息のようなもの)が毎日入ってきます。
最近はだいぶ減ってはきましたが。
現在、トルコリラという通貨はかなり暴落している状況ですので、買い時なのかもしれません。
で、暴落したら大損をするのではないか、塩漬けになるのではないかという反論もあると思います。
実際、スワップ金利狙いで、数年前からトルコリラ投資をしている人は、塩漬けになっている人が多いと思われます。
では、私はどのような対策を講じているのでしょう?
私は、FX口座を法人名義にすることで、暴落のリスクヘッジしているのです。
暴落して赤字になれば、会社の損失(損金・経費のような扱い)にします。
黒字になれば、その場で売れば利益がでるのでよし。
赤字になっても、損金になるのでよし。
そのようなセーフティネットの中で、時間を味方につけながら、じっくりとスワップ金利を蓄積し続ける。
私の中では、FXはひとつの事業であり、ハイリスク・ハイリターンの当て物ではなくなっているのです。
コロナ状況下においては、トルコリラの評価額は下がっています。
評価損益という意味でいくと、少し損をしている状況かもしれません。
しかし、私の場合、逆に節税になってますので、実質のダメージはゼロといってよいでしょう。
④ブログの資産化
ブログの資産化。
これも、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんね。
一言で言えば、ブログをひたすら書き続けて、あなただけの資産にしていこうというものです。
ブログ副業といえば、ブログ上で商品を紹介して、成約につながれば、お金が入るアフィリエイトという手法が有名です。
しかし、私は商品を紹介するアフィリエイトはあまりやっていません。
とりあえず、ブログ上にグーグルアドセンスという自動広告を貼り、あとは好きなことを書き続けているだけです。
アクセス数を集めるという意味では、好きなことを書き続けることだけでは、ほとんど期待できません。
しかし、長く継続さえしていれば、記事も少しずつ増えていきます。
そうすると、興味の合う人・考え方の合う人が少しずつ訪問してくれるようになってくるのも不思議なところです。
そうすると、結果として、広告収入も増えてきます。
このことを私は「ブログの資産化」と呼んでいます。
私は複数のブログを運営していて、それぞれ、優良な資産となるようにメンテナンスし続けています。
不動産投資や起業とは異なり、無料ブログを開設するだけで始めることができますので、リスクはほとんどありません。
このため、情報発信を継続することができる人であれば、おススメの副業のひとつです。
しかし…
コロナ状況下においては、私はだいぶ影響を受けています。
広告収入がほとんどなくなりました。
広告主が減ったのでしょう。
併せて、コロナという有事により、検索エンジンのアルゴリズムも改良され、私の場合、検索エンジン経由でのアクセスが激減しました。
当面、ブログからの広告収入は期待できなさそうです。
それでも、いつかは回復すると思ってますし、資産としてのブログは少しずつでも大きくなってきているので、このまま継続していきたいと考えています。
その他の副業に関する情報
私の実践中の副業を4つほど見てきました。
①不動産投資と②金・プラチナの積立投資は、コロナの影響はほぼありません。
③トルコリラ投資は、影響はあるけど、なんとか乗り切っている状況です。
④ブログの資産化は、影響ありで、アクセス数や広告収入は激減している状況です。
私は、他にも、株式投資、投資信託、太陽光発電、電子書籍販売などもやっていますが、どれもコロナの影響はほとんど受けていません。
ただ、本業であるコンサルティング業が、コロナの影響で先行き不透明になってきています。
リーマンショックの頃の辛い状況も経験してきているので、なんとなくコンサルティング業界のことは想像できています。
このため、リスクヘッジが重要となり、今後は、副業に軸足を移していきたいと考えています。
そして、副業を充実させることで、週3日だけ働く生活から、週2日だけ働く生活を目指していきたいと考えています。
あと、さいごに一言だけ。
上記はすべて、私自身が実践済み、もしくは実践中の副業を紹介してきました。
ただ、生活は多様化しており、時代に合わせた、さまざまな副業が増えてきています。
このさまざまな副業について、体系的に紹介しているのが、下記2つのサイトです。
「副業研究所」と「副業のすすめ」というサイトです。
どちらも、ネット副業やポイント収集など気軽に始めることのできる副業、最新の副業などを中心に、恐ろしいほどの数の副業を紹介されています。
なかなかの情報量ですので、興味のある方は是非、訪問してみてください。
あなたに合った副業が見つかる可能性は高いのではないでしょうか。
「副業研究所」はこちらです。
「副業のすすめ」はこちらです。
コロナ状況下、大変な時期ですが、お互い、がんばっていきましょう!