私は、45歳のとき、うつ病によって、会社員を退職しました。
そして、住宅ローンや子ども3人を抱えつつ、フリーランスの道を選択しました。
しかし、現在、週3日だけ働くことで、会社員時代よりも豊かな生活を過ごすことができています。
この生き方・働き方に行き着くまで、約20年かかりました。
そこで、この私の体験談が、誰かの役にたつことはないのかと、汎用化することをずっと考えてきました。
それが「週3日だけ働いて生活するメソッド」です。
これは「すぐにお金持ちになれる」 とか 「誰でもお金持ちになれる」 という夢のような方法ではありません。
とても時間のかかる方法です。
ただ、考え方としては堅実そのものです。
一般的に、会社員の収益モデルは 「安定・不自由」 だと言われています。
毎月、決まった日に給料をもらえる会社員は、経済的に安定していると言えるでしょう。
しかし、毎日、決まった時間に出社(もしくは、リモートワーク)しなければなりません。
気の合わない上司がいたとしても、組織人として、その指示には、きちんと従う必要があります。
これに対して、フリーランスの収益モデルは 「自由・不安定」 だと言えるでしょう。
ひとり会社を立ち上げている場合は、嫌な上司もいないです。
副業やビジネス展開も自由にすることができ、仕事や人間関係も自分で選ぶことができます。
仕事内容にもよりますが、喫茶店で仕事をしても構いません。
ただ、フリーランスは自由である反面、毎月、給料を確実に手にできるわけではありません。
下手すれば収入がゼロの月もあります。
資金繰りも安定しないことが多いです。
どんなに苦手だったとしても、確定申告・税務申告・社会保険・キャッシュフローなどと向き合う必要があります。
公的年金や退職金などの制度にも不安が残ります。
このように、会社員とフリーランスはよく比較されることが多くなっています。
・会社員はフリーランスの自由さに憧れている
・フリーランスは会社員の安定さに憧れている
このため、長年にわたって、会社員とフリーランスは比較され続けているのでしょう。
しかし、私は、1人の人間の仕事が、会社員とフリーランスという2分法で分けられることに疑問を感じています。
「会社員の安定さ」 と 「フリーランスの自由さ」 を融合したハイブリッドな働き方もあるのではないかと考えているのです。
そこで、私は20年かけて、会社員とフリーランスのいいとこ取りをしたハイブリッドな働き方を模索してきました。
これを体系化したものが、「週3日だけ働いて生活するメソッド」となります。
「週3日だけ働いて生活するメソッド」は、全部で7つのステップから成り立っています。
各ステップの詳細はリンクを押していただければ詳細を見ることが可能です。
ステップ1 | 会社員として、本業のスキルを磨く |
ステップ2 | 本業を続けながら、副業を始め、給料以外の収益源を作る |
ステップ3 | 給料以外の収益源のメドが着いたら、会社員を退職し、時間的な自由を手に入れる |
ステップ4 | 社会的な恩恵の少ないフリーランスの弱みを強みに変える |
ステップ5 | 本業で生産性を高め、高単価を実現する |
ステップ6 | フロー型ビジネスとストック型ビジネスを組み合わせることで収益を安定させる |
ステップ7 | 別組織体を立ち上げ、自分がいなくても稼げる仕組みを作る |
私は、ステップ6までを完了しており、現在、ステップ7を実践している最中です。
このため、上記のステップはまだ完了していません。
ただ、多忙を極めた会社員時代よりも、自由で豊かな生活となっていることは日々実感できています。
考え方としては、多くの業界の人に適用可能だと考えています。
私と同じコンサルティング業界の方にとっては、特に適用しやすいモデルではないでしょうか。