財産3分法から事業3分法へ…フリーランスになって再認識した複数所得の考え方!
私がうつ病で会社員を卒業して、はや6年。
現在は、フリーランスとして、本ブログのタイトル通り、週3日だけ働いて生活しています。
今回は、会社員もフリーランスも興味のあるであろう
「投資」
に関して、少し触れてみたいと思います。
財産3分法とドルコスト平均法
岸田政権になって、資産運用がパッとしない状況が続いてますね。
円安・物価高。
何をやっても、うまくいかないような状況です。
セミリタイア関連の人々も歯痒い日々をお過ごしかと思います。
先日も、米国株インデックス投資をオススメするような書籍がバカ売れしていた厚切りジェイソン氏。
ネットで炎上していましたよね。
投資は自己責任です。
彼の主張している方法も一理あり、彼自身が責められる理由はないはずなんですが…。
もちろん、私も資産運用しています。
会社員時代から続けていますので、もう30年近く、市場に足を突っ込んでいる状況になります。
・定期預金で5%の利息を得ていたこと
・リーマンショック時にFXで100万円が消えたこと
・金やREITへの投資で100万円の儲けが出たこと
さまざまなことがありました。
現在も、確定拠出年金という形で、資産運用を続けています。
米国株とか日本株とか債券とかREITとか。
よく言われているドルコスト平均法(時間分散によるリスクヘッジ)の力を借りています。
そして、株式、債券、不動産にバランスよく資産を分散することでリスクヘッジする
”財産3分法”
も意識的に実践しています。
ただ、最近の市場の動きだけみると、それでもあまり儲けが出せる状況ではありません。
それでも、上がった下がったということで、一喜一憂することはなくなりました。
特に、確定拠出年金は、60歳にならないと引き出しができません。
私の場合、あと10年経過しないと換金できないので、本日の株価で一喜一憂しても意味がないわけです。
淡々とドルコスト平均法を繰り返していくしかないのです。
事業3分法とは?
上記で紹介した株式や債券のことは、
実体を伴わない紙ベースの資産ということで、
”ペーパーアセット”
と呼ばれています。
私は、このペーパーアセットだけでなく、
”ハードアセット”
(いわゆる不動産や太陽光などのモノへの投資です。)
への投資も重要だと考えています。
株価下落とは逆に、私が保有している不動産の市場価格は高騰してきました。
毎日のように、
「あなたの保有している物件を売却しませんか。」
というチラシが入っています。
売却すると、確実に売却益は出る状態です。
ただ、私は売却益に興味はなく、家賃収入というインカムゲインを重要視しているため、売却する気は全くありません。
株式とは逆の動きをしているんだなぁと実感しているに過ぎません。
現在はインフレなので、不動産投資をしている人が得をしているように見えますが、将来的には、逆の時期もやってくるでしょう。
そこで、さらに重要なのは、本業による事業収入です。
私の場合は、コンサルティング業になります。
ペーパーアセットやハードアセットからの収入は市場に左右されるため、厳密には管理不能なものです。
物価の変動など、自力ではどうすることもできません。
完璧な予測をすることも不可能です。
ただ、本業による事業収入は、実態のあるビジネスです。
お金がないときは、あなたが働けば稼ぐことができ、働きたくないときは仕事を減らすことができます。
多くの方々は、大きな資産を持ち合わせていないと思います。
そこで、当面は、この本業による事業収入を当てにすることになると思われます。
これを極限まで減らすことができれば、FIREやセミリタイアの達成となるわけですが…。
①本業による事業収入
②ペーパーアセットによる収入
③ハードアセットによる収入
これを、資産3分法に対して、
”事業3分法”
とでも言うのでしょうか。
この事業3分法を、私が強く意識し始めたのは、フリーランスになってからです。
会社からの給料に依存する、いわゆる一本足打法が、いかにリスクが高いものか痛感しました。
アセット収入という一本足打法も、管理不能な要素が強いため、リスクが高いです。
ある程度の規模が必要となる不動産投資だけでも厳しいでしょう。
資産3分法と事業3分法。
資産も事業も、どれに偏ることもなく、バランスよくリスクヘッジしていきたいと思います。