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週3日だけ働くフリーランスのセミリタイアへのこだわりと本ブログの独自性について

2021年9月13日案内・雑記

数年前、私は40代半ばで会社員を辞めてフリーランスとなりました。

20年ほど、コンサルティング会社を転々としていましたが、うつ病となって退職、無職となってしまったのです。

その後、1年半ほど、傷病手当金や障害年金の支援を受けながら、ゆるーく復活。

会社員時代の反省から、現在は、週3日だけ働く生活を続けています。

このため、私はセミリタイアを実現している認識ですが、今流行りのFIREアーリーリタイアの実現はできていません。

それに、セミリタイア自体が最終目的なのではなく、これは生きていくためのひとつの手段だと考えています。

そこで、今回は、初心に立ち返り、私のセミリタイアに対する考え方と、本ブログの独自性(オリジナリティ)について書かせていただきたいと思います。

セミリタイアに対する私の考え方

まず、セミリタイアという言葉の定義から見ていきたいと思います。

セミリタイアという言葉を直訳すると、

”半分だけリタイアしている状態”

を指しています。

つまり、会社員のように週5日・フルタイムで働くのではなく、週何日か働いて、残りはリタイアしている状況を指しているという認識です。

どのレベルで働くのか、事業をどのように定義するのか、人それぞれですので、さまざまな解釈があるようです。

私の周囲で、セミリタイアしたいと言ってる人は、金融資産を育てて、配当所得だけで生活していきたいという人が多いように見えます。

これは、どちらかといえば、FIREとかアーリーリタイアとか完全リタイアを目指しているということなのでしょう。

ただ、セミリタイアを目指すということは、半分は、何らかのビジネス等により収入を得るという視点も忘れてはいけないと思います。

いわゆる事業収入・事業所得ですね。

別の視点からすると、いきなり、FIREやアーリーリタイアに踏み切れない場合、それまでの通過点として、セミリタイアを目指すということはアリだと思います。

ちなみに、私は、会社員時代に、副業もしていましたし、不労所得の仕組み構築も始めていました。

しかし、それだけで生活していけるレベルの収益はありませんでした。

ブログ収入などもありましたが、お小遣いレベルにもなりませんでした。

そこで、本業のコンサルティング業を縮小して続けながら、裏で副業・不労所得の仕組みを拡大させる戦略を考え始めたわけです。

私はフリーランスとなり、本業(コンサルティング業)を週3日程度に減らしながら、残りの時間を自由に使い、不労所得やストック型の収入を増やす働き方に舵を切ったのです。

週3日だけ働く生活とは?

会社員の収益モデルは「安定・不自由」です。

毎月、決まった日に給料が振り込まれますが、週5日の労働時間を会社に捧げることになります。

逆に、フリーランスの収益モデルは「自由・不安定」です。

会社に時間を奪われない自由がある反面、仕事の有無は収益に直結します。

どちらの生き方が優れているかは、個々人の考え方や環境により異なるため、一概には言えません。

ただ、私は、双方のいいとこ取りをした生き方を模索しています。

それが「週3日だけ働いて生活するメソッド」です。

週の労働時間を0日にする完全リタイアモデルと、週5日働く必要のある会社員モデルの中間的なモデルです。

ざっくりと言えば、

①会社員として、独立できるだけのスキルを身につける
②会社からの給料以外にも稼ぐ手段を身につける
③フリーランスとなって独立する
④フリーランスの弱みを強みに変えるために起業する
⑤普通は意識することのない法人化のメリットを生活に活用し、キャッシュフローを一気に増加させる

こんな感じです。

本ブログの独自性

次に、本ブログの独自性(オリジナリティ)について、見ていきたいと思います。

本ブログは「セミリタイア」ジャンルに含めていますが、本ブログでしか得られないもの、オリジナリティ・特色は一体何なのでしょう?

私は4つあると考えています。

(1)資産なきセミリタイア

まず第一に、資産なきセミリタイアという点を挙げることができます。

FIREなどの自由な生き方を目指す場合、会社員時代に、金融資産を構築し、配当所得が生活費を上回るようなケース(4%ルールなど)を目指すケースが多いです。

このようなケースは、リタイア時の金融資産額・年間生活費・節約手法などが重要な要素となってきます。

ただ、私の場合、全く参考になりません。(公開もしていません。)

生活していけるだけの金融資産額を持ち合わせていないためです。

どちらかと言えば、継続的に収益を生み出す仕組みを構築するほうに主眼を置いています。

いわゆるプライベートカンパニーというものです。

例として、不動産投資や広告収入などです。

あと、法人化することも、究極の節税方法だと思っています。

家族の給料も家賃も飲み会も喫茶店も書籍購入もマイカー購入も、

すべて経費として処理できる快感は実際に味わってみないと分からないと思います。

この仕組みを構築していれば、可処分所得が一気に増えることでしょう。

(2)メンタルへの配慮

私はうつ病で会社の退職を余儀なくされました。

働きすぎが、肉体的にも精神的にも悪いことを経験しました。

そして、会社は自分を守ってくれないことも痛感しました。

やはり、信頼できるのは、自分で管理できる収益(リスクヘッジ)です。

収益源は複数持ち合わせているほうがよく、しかもそれは不労所得であることが望ましいです。(日中、会社で働き、夜間にコンビニでアルバイトするような働き方は肉体的・精神的に厳しいのでオススメできません。)

私の場合、会社員時代に、関西圏にワンルームマンションを8戸購入し、不動産収入を得ています。

この不動産収入傷病手当金が、無職時代の私の支えとなってくれたのです。

そして、現在も障害年金のお世話になっています。

普通に会社に勤めていたら、うつ病はさらに悪化していたのかもしれません。

障害年金や不動産収入といった、労働以外のセーフティネットを構築することはとても重要なのです。

そして、働きすぎや労働ストレスを溜めることは、働くことができなくなるリスクを高めています。

うつ病は、ある日突然やってきます。

会社員の方も注意しておいていただければと思います。

(3)住宅ローン・子育て・年齢などの制約

私はセミリタイア生活を続けています。

ただ、結婚して子供も3人いますし、マイホームを購入したときの住宅ローンも、まだまだ残っています。

子供たちにも、塾代や学費などの大きなお金がかかるようになってきました。

自分の年齢もアラフィフとなり、転職などの就職にも制約が発生しています。

そんな中、フリーランスとして活動することについて、かなりのリスクを覚悟していることは言うまでもありません。

この点、若い人たちが目指すセミリタイアの姿とは全く異なるものとなっていることでしょう。

(4)軸足は本業に

セミリタイアといえば、不労所得や資産運用が目に浮かぶ方が多いと思います。

もちろん、それらも重要ですが、私はどちらかと言えば、本業に軸足を置いています。

会社をやめても、フリーランスとして似たような仕事が舞いこんでくれば、労働時間を少しずつ減らす調整が可能だからです。

不労所得が増えてくれば、労働時間を0にすればいいだけです。

本業に力を入れるということは、市場価値を高めたり、資格をとったり、人脈・パイプを構築することを指しています。

私の場合、これらを強く意識していたため、現在も仕事が途絶えない状況が続いていますが、不労所得だけだと会社員を辞める決断はそう簡単にはできなかったと思います。

まとめ

安定している会社員と自由に活動できるフリーランス。

それらをつなぐ中間状態の生き方・働き方こそが、

「週3日だけ働く生活」

だという認識です。

最終的には、好きなことを自由にできる生活をしたいので、週1日とか週0日だけ働く生活を目指したいです。

ただ、今のところ、莫大な金融資産もなく、支出も多い時期のため、そこまで踏み切れません。

そこで、週3日だけ生活を続けてみて、軌道に乗ってきたら、週2日だけ働く生活、週1日だけ働く生活…とステップアップしていきたいと考えてます。

「会社員→リタイア」

と一足飛びに考えるのではなく

「会社員→週3日だけ働く→リタイア」

とワンクッション入れて、確実にリタイアに近づけているイメージですね。

・会社だけに頼るのが怖い
・かといって、いきなりリタイアするのも怖い
・適度に働き適度に休みたい

このような場合には、本ブログを参考にしていただければ幸いです。

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Posted by かずきび