スポンサーリンク

覚えておこう、2つの公式!「72の法則」と「115の法則」

2016年2月20日金融投資

「72の法則」

あなたは聞いたことがあるでしょうか?

もちろん、学校で習う数学の公式ではありません。

これが、意外にも、日常生活でも役立つ公式なんです。

消費税アップなどで家計が苦しくなる中、貯蓄から投資へ切り替えようと考える人が増えてきています。

こんなときに覚えておくと便利なのが「72の法則」なのです。

そんなに難しいものではありませんので、これを機に覚えておきましょう!

貯蓄から投資へ

今、貯金が100万円あったとします。

これを銀行に預けていても、利息もほとんどつかないので、投資を始めることにします。

せっかく投資するのですから、大きく増やしたいところですよね。

例えば、2%の金利で、2倍(200万円)にしたいという目標を立てたとしましょう。

今の時代で、2%も金利がつく商品に投資するので、結構なリスクがあることが想像できますよね。

この場合、一体、何年後に目標を達成することができるのでしょうか?

あなたは、すぐに答えることができますか?

簡単には計算できないですよね。

ここで登場するのが「72の法則」になります。

72の法則とは?

「72の法則」とは、

”72を金利で割るだけで、元本が2倍になるまでの年数がわかる”

という便利な法則のことを指しています。

先ほどの例だと、

72÷2%=36年

つまり、2%の金利の商品に投資すると、元本を2倍に増やすまでに、36年もかかるのです。

銀行の普通預金だと、0.001%くらいなので、

72÷0.001%=72000年

72000年?

もう生きてないですよね。

銀行にお金を預けても、お金を増やすことにはならないことが容易に分かると思います。

72の法則:
「72÷金利=元本を2倍にするまでの年数」

覚えておきましょう。

115の法則

ついでに、余力があれば、もうひとつ覚えておきましょう。

それは「115の法則」です。

「115の法則」とは、

”115を金利で割るだけで、元本の3倍になるまでの年数が一瞬でわかる”

という便利な法則のことを指しています。

例えば、元本100万円を、金利が1%の金融商品に預けた場合、何年後に300万円になるかを計算してみましょう。

「115の法則」によると、115÷1=115。

つまり、元本を3倍するのに、115年かかるということになります。

2倍だと72年、3倍だと115年かかるんですね。

115の法則:
「115÷金利=元本を3倍にするまでの年数」

現在の銀行の普通預金金利は0.001%です。

同じように「115の法則」を使ってみると、115÷0.001=115000。

つまり、銀行の普通預金に預けて、元本を3倍にしようとすると、115000年かかることになります。

その頃、地球はどのようになっているのでしょうか?

リスクをとらなければ資産は増えない

「72の法則」「115の法則」を見てきました。

これらの数学的な証明は、対数をとって、テイラー展開し、近似しているだけなので、ここでは割愛します。

ここで、私が言いたいことは、

”10年後に資産を2倍にしたいのであれば、7%以上の金利で運用する必要がある”

ということです。

今、金利7%を超える金融商品がどこにあるでしょうか?

ドルコスト平均法も、積立投資も、つみたてNISAも、堅実に時間を味方につけて増やしていく方法としてはアリです。

しかし、副業として、お金を増やしていくことを考えると、収益性に関しては物足りなさを感じます。

目に見えて、お金を増やしていくためには、ある程度、リスクをとることも必要なのです。

「不労所得の仕組み」を意識して作っていかないと、お金は増えていかないでしょう。

とりわけ、プライベートカンパニーを利用した節税は、それほどリスクが大きいわけではありません。

大きな節税効果で可処分所得の向上を見込めます。

該当する人は、まずはこのあたりから始めてみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク

Posted by かずきび