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セミリタイアと4種類のFIRE(経済的自立と早期退職)の定義について

2021年10月2日セミリタイア

FIREムーブメント。

最近、本当にあちこちで聞こえるようになってきましたね。

FIREとは、もう言うまでもなく、

”Financial Independence Retire Early”

の略語で、

”経済的自立と早期退職をする新時代の生き方”

のことを表しています。

ファイナンシャル・プランナー(私)から見ても、FIREというのは、綿密な計画を必要とする究極のライフプランですね。

達成して、自分の生き方を謳歌している人は、本当にすごいと思います。

ちなみに、私自身のことを言えば、会社員を辞めて、週3日だけ働く生活をしている状況です。

このため、FIREは達成できておらず、セミリタイア(半分リタイアして、半分だけ働く)している認識でいます。

さて、そんなFIREですが、もう少し細かく見ていくと、いくつかの定義があるようです。

今回は、FIREの定義について触れていきたいと思います。

あまり厳密に見ても仕方がない一面もありますが…。

①Fat FIRE

まずは、Fat FIREです。

どこかで、これといった定義がされているわけではないため、基準となる数字を示すのが難しいんですが…。

十分な資産を持っているため、好き放題、お金も使える、大富豪のような状況を指しています。

億単位の資産を持っているイメージでしょうか。

高い年収の人が計画的にお金を貯め、事業に成功した究極の姿です。

仙人のような質素倹約な生活をすることなく、普通に豪遊することも可能です。

ファイナンシャル・プラン的には重要となる支出の最適化なども行う必要はありません。

たくさんの収入があるため、たくさんの支出をしても構わないという生き方です。

もちろん、働く必要もありません。

究極の姿としては、ほとんどの人がこういった姿を夢見ているのではないでしょうか。

②Lean FIRE

次に紹介するのは、Lean FIREです。

先ほどのFat FIREは、たくさん収入があり、たくさんの支出をするパターンでした。

このLean FIREは、収入はあまり多くなく、その代わり、支出を限界まで抑えるパターンです。

生活費を極限まで抑えて、ミニマムな生活をする生き方です。

このため、Fat FIREとは異なり、億単位の資産を必要とはしません。

自分の年齢と、支出のレベルに合わせた資産があれば、達成することが可能なFIREになります。

よくテレビや雑誌などで特集されるのは、このLean FIREが多いような気がします。

その際、辛口・否定的なコメントが多いのは、メディアの人たちにミニマリストは少なく、たくさん稼いでたくさん使う生活をしているので、

”質素な生活=つまらない”

という先入観が大きいのだと思います。

実際、支出を抑えても楽しんでいる人は多数いるため、その人の好きな生き方は尊重すべきだと個人的には思いますが。

あと、仕事がイヤでリタイアを目指したという人も多いため、

”仕事をしない=悪”

という先入観もあるのではないかと思われます。

これも、ストレスの感じ方は人それぞれであるため、その人の好きな生き方を尊重すべきだと個人的には思いますが。

③Coast FIRE

たくさん収入を得て、たくさん支出するFat FIRE。

最低限の収入を得て、支出を極限まで抑えるLean FIRE。

これらとは少し異なった切り口のFIREが、次に紹介するCoast FIREです。

Coastというのは、のんびり過ごすとか、ストレスなく生きるという意味です。

資産規模的には、Fat FIREくらいあるのでしょうが、豪遊するのではなく、ストレスなく好きに働いていたいとする生き方です。

生活するために働いているわけではないため、いつ辞めても大丈夫という安心感があります。

このような余裕があるため、ストレスを貯めることもないのでしょう。

嫌な職場だと辞めればいいだけなので。

ただ、心に余裕ができるので、小さなことに腹を立てることも減るのでしょうね…。

④バリスタFIRE(サイドFIRE)

バリスタとは、コーヒーショップで働くバリスタのことを指しています。

ようは、フルタイムではなく、ストレスなく仕事をすることをイメージして分類したのが、このバリスタFIREです。

莫大な資産を必要とはしませんが、生活するために働き続ける必要があります。

”適度に働き、適度に休む”

こんな感じでしょうか。

Coast FIREとの違いは、生活するための資産を持ち合わせているか否かだという点にあります。

バリスタFIREは、海外(欧州)で付けられたネーミングのようです。

日本では

”サイドFIRE”

と呼んでいることが多いようです。

このバリスタFIREやサイドFIREの別名が、セミリタイアといったところなのでしょうか。

本ブログの「週3日だけ働く…」というのも、このバリスタFIREに近いのかもしれません。

まとめ

以上、4つのFIREについて見てきました。

①Fat FIRE:資産=大、支出=大、仕事=無
②Lean FIRE:資産=小、支出=小、仕事=無
③Coast FIRE:資産=大、支出=小、仕事=有
④バリスタ FIRE:資産=小、支出=小、仕事=有

セミリタイアやFIREのいったキーワードでブログを検索すると、

②のLean FIRE系が半数以上を占めているように見えます。

④のバリスタFIREのサイトも多いですが、どちらかといえば、資産運用による収入があり、自由を得ていることを主張するものが多いような気がします。

私の場合、ビジネスのほうに軸足を置いてますが、④に近いです。

理想を言えば、③のCoast FIREに向かいたいんですが、まだまだです。

それに、私自身、FIREという言葉は、あまり使用しておらず、セミリタイアという言葉を多用しています。

FIREのうち、FI(経済的自立)は好きなんですが、RE(早期退職)はできてないので…。

リタイアしても、働くことは続けていきたいので…。

客観的に見て、一番難易度の低いFIREは、④のバリスタFIRE(サイドFIRE)なんでしょうね。

興味のある方は、まず、バリスタFIRE(サイドFIRE)あたりから目指してみてはいかがでしょうか。

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Posted by かずきび