経営コンサルタント・ITコンサルタントの社会的イメージは悪い?実は…
2022年最初のネタは、軽〜い雑記ネタから。
私は現在、フリーランスのコンサルタントをしています。
転職・起業などを経て、20数年の間、コンサルティング業界に籍を置き続けています。
経営コンサルタントでもあり、ITコンサルタントでもあります。
今回は、そんな私が、日常生活の中で感じていることを綴りたいと思います。
テレビドラマに見るコンサルタント
最近、テレビドラマ、減りましたね…。
私がよく見る2時間ドラマは、もうほとんど新作が作られていません。
再放送かシリーズものばかりです。
火曜サスペンス劇場や土曜ワイド劇場が放送されていた昭和の頃が懐かしいです。
そんなサスペンスドラマ好きな私ですが、テレビを見ていて感じることがあります。
サスペンスドラマに限らず、1時間もののドラマでも同様なんですが…
”コンサルタントのイメージが悪い!”
ということです。
医師、弁護士、刑事、保育士…
これらの職業は、主役級でかっこよく、しかもいい人であることが多いです。
一方、経営コンサルタントとかITコンサルタントといえば…
いい役になっているケースはほとんどありません。
ドラマで経営コンサルタントが出てくると、ほとんどが大企業の社長に悪巧みを支援している悪のブレーン役です。
ドラマでITコンサルタントが出てくると、ほとんどがお金持ちだけど性格の悪い若者役です。
コンサルタントの社会的イメージは、なぜこんなに悪いのでしょうか?
コンサルタントの社会的イメージ
社会的イメージのよくないコンサルタント。
その理由は簡単です。
お金…
のにおいがプンプンするからでしょう。
経営コンサルタント、ITコンサルタント、いずれも、企業経営の源となる「お金」とは切っても切り離せない職種です。
経営コンサルタントの取り扱うテーマは多岐に渡ります。
ただ、ほとんどのテーマにおいて、最終的には、売上向上、コスト削減のいずれかが目的となっています。
ITコンサルタントは、仕事も多く、扱うシステムもさまざまです。
システム導入・運用のイメージが強く見えるかもしれませんが、そもそも、システムに投資することで効果があるかどうかも検討します。
そして、上流工程と言われるフェーズの単価は高く、ここを担当するITコンサルタントが儲かる職業であることも事実です。
「コンサルタント=お金」
このイメージが払拭できない以上、テレビドラマでいい役は来ないのではないかと思っています。
実際のところ…
コンサルタント自体のイメージがよくないことは事実かもしれません。
コンサルタントの中には、お金に細かい人も多いと思います。
さらに、単価が高いので、アドバイスだけしてすぐに逃げるというイメージもあるでしょう。
しかし、経営コンサルタント、ITコンサルタントの名誉のために最後に一言…。
コンサルタントの営業力、技術力、人脈構築力、そして勉強量は半端ありません。
表立って発言することはありませんが、影で努力をして、顧客のためにたくさんの汗を流しています。
法人経営、個人経営…
いずれのお客様に対しても、ほとんどのコンサルタントが、本気で課題と向き合っています。
一部のコンサルタントや社会的イメージのせいで、その努力しているコンサルタント達のイメージまで崩れるのは勘弁してほしいところです。
コンサルタントも普通のサービス業ビジネスマンであり、普通の人間ですから…。