49歳フリーランスの検便結果陽性から大腸内視鏡検査までの体験記
本ブログは、週3日だけ働くセミリタイアの実践記です。
どちらかといえば、最小限の労力で収益を得るためのビジネスブログです。
ただ、どんな活動をするにも、体が資本であることに変わりはありません。
むしろ、会社員時代よりも、セーフティネットの弱いフリーとなった現在のほうが健康には気を遣っています。
そんな中、定期的に受診した人間ドックにて、なんと検便の結果が陽性となってしまいました。
”精密検査が必要なので、診察を要する”
今回は、検便結果で引っかかった49歳の私が、大腸内視鏡検査を受けてきたレポートになります。
検便結果の陽性から再診察まで
突然ですが…
あなたは、検便の検査に引っかかったことはありますか?
私は49歳ですが、この歳まで、検便検査で引っかかったことはありませんでした。
今回の検査で、初めて陽性反応が出たのです。
そして、人間ドックのレポートには、
”精密検査が必要なので、診察を要する”
と赤字で書かれていました。
精密検査と言われれば、少しビビりますよね…。
早速、私は健診センターに電話をして、再診察の予約をとりました。
再診察では、簡単な問診と、大腸内視鏡検査の説明、そして大きな病院への紹介状を書いてくれるというものでした。
私はここで手にした紹介状を、近くの大きな病院へ持って行き、そこで再診察を受けたのです。
”3日後に大腸内視鏡検査をしましょう。詳しい説明は看護師から…”
医師の説明は手際の良いものでした。
似たような状況の人は多いのでしょうか。
私は、看護師からの説明を受けて、3日後の検査を待つことになったのです。
検査前日から検査当日(検査直前まで)
検査前日。
脂っこい食事やアルコールの暴飲を除けば、大きな食事制限はありませんでした。
晩21時に下剤を服用。
そして就寝。
胃の検査(バリウム)でも、検査後の下剤は、私にとって効きすぎるものでした。
今回の下剤は弱めということでしたが、晩には何度も目が覚めました。
前日に食べたものは、できるだけ便として排出しなければならなかったのでしょう。
そして朝。
晩に飲んだ下剤の効果で、お腹の中の便はだいぶ減っていました。
そして、ここからが大腸検査の大きな特徴である2リットルの水飲みです。
ポカリスエットのような水を2リットル、3時間かけて飲み干すのです。
この水は、ただのポカリスエットではなく、下剤や腸をキレイにする成分が含まれています。
このため、最初の1時間ほどは便意はないのですが、後半の2時間は、
”飲む→トイレ→飲む→トイレ…”
の繰り返しでした。
もう、これだけでクタクタです。
肛門とトイレットペーパーの摩擦でお尻はヒリヒリした状態でした。
これを繰り返しているうちに、便の固形成分はなくなり、透明の液体になっていきました。
クタクタにはなるのですが、腸がキレイになってスッキリした感覚もありました。(腸内洗浄)
この状態になって初めて、大腸内視鏡検査が可能となるのです。
この3時間2リットルの水飲みが、大腸内視鏡検査の特徴といっても過言ではないでしょう。
検査当日(検査実施)
さて、便が透明の液体となったら、検査のため病院へ移動します。
2リットルの水を排出した時点で、下剤の効果はほぼ切れており、トイレに駆け込むことは少なくなると思います。
病院では、鎮痛剤を使うか、使わないかの同意書を書かされます。
きちんと起きて検査を受けたい人は鎮痛剤なし。
ボーッと寝ている間に検査を終わらせたい人は鎮痛剤あり。(ただし、帰りの運転は禁物。)
私は、寝ている間に終わってほしかったので、後者を選択しました。
検査室へ呼ばれると、簡単な問診の後、検査着(お尻に穴のあいたズボン)に着替えます。
そして、検査台で横向きに寝て、血圧を測りながら、鎮痛剤。
この時点でボーッとしてきます。
検査室には、男性の医師(検査する人)と女性の看護師(私に声をかけてくれる人)が2名。
もう1名、助手のような人もいたような…。
思っていたような恥ずかしさは殆どなく、お尻にゼリーみたいなものをくっつけられた後、そのままカメラを挿入。
その後は、お腹の中をグイグイ触られていたような感触はありましたが、ボーッとしていたため、記憶は曖昧です。
うたた寝しているうちに、女性の看護師が、
”終わりましたよ。問題なさそうですね。”
と声をかけてくださいました。
私はウトウト・フラフラした状態でしたが、時計を見たら30分ほどしか進んでませんでした。
意外にも、検査は早く終わるものだと感じました。
検査結果と所感
検査の3日後、私は検査結果を聞きに病院に行きました。
結論から言うと、大腸ポリープも大腸ガンもありませんでした。
現在、大きな問題はなさそうです。
49歳にしては、きれいな大腸だと言われました。(褒められると、気分がいいものです。)
検便で陽性反応が出たのは、たまたま、その日に肛門に血がついていたからなのかもしれません。
とりあえず、大きな問題もなく、私の経験値もアップし、ホッとしています。
費用は6000円程度。
毎年、この検査を受ける必要はないとのことでしたが、検便は毎年やっておいてくださいとのこと。
体は資本ですので、今後も人間ドックは定期的に受け続けたいと思いました。
大腸の検査と胃の検査(バリウム)とどちらが楽と言われれば…
私としては、同じくらいでしょうか。
もし、あなたがアラフィフ世代だったとしたら…
健康維持のため、一度、大腸内視鏡検査、考えてみてはいかがでしょうか?