長期的にお金を貯める基本原則…モノは法人、キャッシュは個人へ!
私はフリーランスです。
メインであるコンサルティング業を中心に、さまざまなビジネスを自由に行っています。
ただし、私は、個人事業主として活動しているのではなく、合同会社という法人を立ち上げて活動しています。
このほうが、私にとって、いろいろと都合のいいことが多いためです。
最近、この点について、会社員の知人から質問されることが多くなってきました。
ほぼ同じことを聞かれるので、このあたりの事情について、今回は簡単に紹介したいと思います。
税引き前に買い物ができる喜び
法人を立ち上げるメリット。
これを全部書くと、本1冊では足りなくなるくらい、さまざまなものがあります。
代表的なものをひとつだけ挙げれば、
「究極の節税ができる!」
ということでしょうか。
会社員の方が、会社からもらう給料はすでに、税金や社会保険料が差し引かれています。
そして、受け取った手取り分は、使ったら消えるだけです。
しかし、法人を所有している私であれば、税金や社会保険料を差し引かれる前のお金を使うことができ、税金や社会保険料を少なくすることが可能なのです。
例えば、車やパソコンです。
会社員の方は、税金や社会保険料が差し引かれた後のお金を使って、車やパソコンを購入します。
私は、税金や社会保険料を差し引かれる前、つまり、法人のお金を使って、車やパソコンを購入します。
すると、大きな金額となる車やパソコンは法人の経費となります。
結果として、税金を軽減させることができるのです。
役員報酬を調整することで、社会保険料も減らすことも可能です。
結果として、私個人の手取り分(可処分所得)は増えることになります。
「税引き後に買い物をする(個人)」
か、
「税引き前に買い物をする(法人)」
かは、
とても大きな違いなのです。
法人という器は、さまざまな支出を自分自身でコントロールすることができます。
最近は、この点を意識している人が増えてきているように感じます。
コロナ禍も影響しているのでしょうか。
個人で法人を立ち上げるプライベートカンパニーという言葉も一般化してきました。
興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。
モノは法人、キャッシュは個人へ!
先ほどは、車とパソコンを例に上げましたが、
・賃貸住宅の家賃
・生命保険
・スマホ料金
などの費用も、仕事に関係しているのであれば、同様です。
特に、賃貸住宅の家賃に関しては効果が絶大です。
ある条件を満たすだけで、住居費という大きな固定費が経費となり、節税できるって、すばらしことですよね。
この方法に興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。
もう一度だけ言います。
仕事に関係するモノであれば、
モノは、法人(税引き前)経由で買い物をするとよいでしょう。
すると、税金が安くなります。
個人の手取り分が増えます。
結果として、キャッシュが個人へどんどん貯まっていきます。
この基本的な仕組みを、キャッチフレーズ的には、
「モノは法人、キャッシュは個人へ!」
と言います。
聞いたことある人も多いのでしょうが、最近、とてもよく聞かれるネタです。
知っておいて損はないと思います。
ただ、ここだけ聞くと、法人設立はバラ色のように見えますが、もちろんデメリットもあります。
これはまた別の機会に紹介したいと思います。