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大阪府立大学と大阪市立大学が大阪公立大学に!不動産投資への影響は?

2020年7月22日不動産投資

今回は、大阪ローカルの話です。

ご存知のように、大阪では、大阪府と大阪市の二重行政をなくすため、大阪都構想が進んでいます。

コロナショックのため、不確定な要素はありますが、今年の11月頃に大阪都構想の住民投票が行われる予定です。

この大阪都構想の具体的な施策として、分かりやすいのが、大学の統合です。

大阪公立大学の誕生

大阪を代表する2つの公立大学である大阪府立大学大阪市立大学

どちらも伝統ある大学です。

この2つの大学が統合して、大阪公立大学(Univercity of Osaka)となるのです。

国公立大学では、大阪大学、東京大学に次ぐ学部入学定員数のマンモス大学となります。

国立の大阪大学(Osaka Univercity)と英語表記が混同するということで問題となっていました。

その後、どうなったんでしょうね…。

さて、従来、大阪府立大学は堺市、大阪市立大学は大阪市住吉区(医学部だけ天王寺)にありました。

統合後の大阪公立大学は、大阪城公園の東側、森之宮地区に新キャンパスができるようです。

大阪では、市内に大学キャンパスがほとんどないイメージですので、新しい流れですね。

大阪城公園や周辺地区は、さらに賑やかになりそうです。

大阪府民は学費が安くなるなどの特典も予定されており、超人気の大学になることが予想されます。

統合前の2つの大学は現在でも難関大学ですが、さらに難易度は上がっていくのでしょうか。

不動産投資家の立場から

さて、私は不動産投資家ですので、投資家の立場からも少し見ていきたいと思います。

私は関西圏(特に大阪市内)にワンルームマンションを8戸保有して家賃収入を得ています。

満室経営が何年も続いており、いわゆる不労所得となっています。

私が大阪の物件で不動産投資をしているのは、さまざまな理由があるためです。

興味のある方はこちらの記事をどうぞ。

前述しましたが、大阪市内には大学が少なく、相対的にサラリーマンが多くなっています。

大学生は4年で卒業しますが、社会人は社宅など、長期間、居住してくれるケースが多いです。

このため、不動産オーナーからすると、引越しに伴う空室リスクが低く、メリットがありました。

しかし、大阪公立大学の出現によって、これがどう変化していくのでしょう。

私の読みとしては、今のところ、大きな影響はないと考えています。

大学は学生のイメージが強いですが、教授・講師や大学スタッフなど、社会人も多いからです。

多くの社会人雇用を産み出すため、大阪市内のワンルームマンションの需要が減ることはないと考えています。

さらに、マンモス大学が、大阪のど真ん中(森之宮)にできることから、大阪環状線、そして、大阪メトロ中央線の沿線は、今まで以上に活性化すると考えています。

特に、中央線は、大阪のど真ん中を東西に走っていますが、西端は夢洲につながる予定です。

夢洲といえば、大阪万博の開催場所であり、IR誘致場所でもあります。

大阪万博や大阪公立大学の効果により、私は、中央線沿線の人気は高まると考えています。

少子高齢化・晩婚化の流れからしても、大阪市内のワンルームマンションの人気が低下する要因は、あまり見当たりません。

このため、私は、大阪市内のワンルームマンション投資は、当面、安泰だと楽観的に捉えています。

新型コロナウイルスによる悪影響だけが読めないところですね…。

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Posted by かずきび