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ニュース時事能力検定2級の難易度と資格取得体験記

2017年7月20日資格・スキル

今回は、新聞の広告などでもよく見かけるようになった「ニュース時事能力検定」をご紹介します。

この資格は、ざっくりと言えば、時事分野全般の知識を試す試験になります。

テレビのクイズ番組で出されるような問題がバンバン出題されることになります。

資格の概要

ニュース時事能力検定(ニュース検定)は、新聞やテレビのニュース報道を読み解くための

「時事力」

を認定するものです。

「時事問題」の理解に欠かせないキーワードや、社会の仕組みと流れについての知識を1級から5級に分けて測定する検定試験になります。

池上彰さんをはじめとする第一線のジャーナリストが出題者として問題を吟味しているようです。

試験範囲は、政治、経済、暮らし、社会・環境、国際の5テーマとなり、かなり多岐にわたります。

資格の難易度(客観的)

では、この資格の難易度を見ていきたいと思います。

一般的に、資格というものは、その人の経験や背景によって、難易度が異なってきます。

法律関連の仕事をしている人は法律系の資格はとっつきやすいですし、IT関連の仕事をしている人はIT系の資格は容易に感じられることでしょう。

しかし、その人にとって、新規分野の資格だと、入門資格でも、かなりの難易度に感じられることでしょう。

そこで、私は、資格取得の難易度を、次の5段階に分けて評価することにしました。

【S】超難関資格
資格を取得するまでに、3〜5年程度の期間を要するもの

弁護士、公認会計士、その他サムライ資格など

【A】難関資格
資格を取得するまでに、1年程度の期間を要するもの

英検1級、簿記1級、XX1級など

【B】中堅資格
資格を取得するまでに、6ヶ月程度の期間を要するもの

英検2級、簿記2級、XX2級など

【C】入門資格
資格を取得するまでに、3ヶ月程度の期間を要するもの

英検3級、簿記3級、XX3級など

【D】簡易資格
資格を取得するまでに、数週間程度の期間を要するもの

XX4級、その他在宅受験資格など

この基準に従うと、ニュース時事能力検定2級試験の難易度は、【B】中堅資格に属しているのではないかと感じました。

同様に、ニュース時事能力3級試験の難易度は、【C】入門資格に属しているのではないかと感じました。

私の体験談(主観的)

私が勉強に使ったのは、日本ニュース時事能力検定協会が出版している下記の問題集です。(2020年版に更新しました。)

テキストも併せて販売されていますが、私は使用しませんでした。

この試験を、私は2017年6月に2級と準2級を同一日に受験しました。

結果は、2級が69点で合格、準2級が82点で合格で、ダブル合格でした。

結論から言いますと、試験に合格するだけなら、上記の問題集をきちんとこなすだけで大丈夫だと思いました。

本番もかなり類似の問題が出題されました。

ただ、冒頭の「時事力」を高めるためには、点数だけにこだわるのはどうかと思います。

発生した出来事が何であるかということだけでなく、その背景をおさえておかないと、他の人にも説明できないし、本当の意味で理解したことにはならないからです。

このため、上記の問題集と並行して、新聞(日本経済新聞でなくてもOK)を、なるべく広範囲に毎日読み漁るクセをつけることが究極の対策ではないかと思っています。

ちなみに、2級と準2級のちがいですが、実際に受験してみて、私はその差を微妙に感じ取ることができました。

準2級は、問題文が説明されていて、そのキーワードは何か?

のような用語チェックの意味合いが強いイメージです。

これに対して、2級は、問題文が若干長く、文章中にひっかけがあったり、間違いを指摘しないと正解にならないようなものが多いように感じました。

私の点数をみてもらっても分かると思います。

ちなみに、公式ホームページには、合格点は2級および準2級は、合格ラインが70点程度、と記載されています。

私はギリギリのボーダーラインで合格したことになります。(ぴったり70点なくても諦めないでください。)

この資格は取得することがゴールなのではなく、あくまで日々の生活習慣をチェックする意味合いが強いと思われます。

引き続き、新聞等で情報収集を行い、時事力は、継続的に磨き続けていきたいと思います。

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Posted by かずきび