週3日だけ働く生活、プライベート・ベーシックインカムの先に目指す終着点とは?
私は、本ブログ
「週3日だけ働いて生活するフリーコンサルタントのビジネス情報局」
を運営しています。
タイトル通り、週に3日くらいのコンサルティングの仕事で生活しています。
ただ、このタイトルである
「週3日だけ働く」
というのは、私の夢でも目的でもなく、ある時点の状態を表しています。
週3日だけ働く生活をしながら、私は一体どこへ向かおうとしているのか。
今回は、週3日だけ働く生活の終着点について、少しだけ書いてみたいと思います。
週3日だけ働く生活とは?
私は、会社員、無職、個人事業主を経て、小さな合同会社を起業しました。
メイン事業である大企業向けコンサルティングを週3日ほど続けながら、裏では、不動産投資などのストック型の収益源を増やし続けています。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
この方法は、試行錯誤の中、現在も継続中です。
さまざまな失敗や経験を繰り返しながら、苦難を乗り越えてきました。
うつ病になって、無職になったこともありました…。
金融投資で100万円を一瞬で失ったこともありました…。
自分の会社の社宅を契約するのに、右往左往したこともありました…。
そのノウハウをいろいろと上記記事に書いたつもりです。
そして2020年(現在)。
紆余曲折はありましたが、ようやく、自分の仕事や生活も軌道にのってきた感じです。
ただし、これは過去の出来事です。
問題はこの先(未来)です。
私はこの先、一体どこへ向かおうとしているのか。
私の考えている、夢・目標のようなものを書いてみたいと思います。
私の満足感は何で達成されるのか?
私はもともと会社員でした。
コンサルティング会社に15年ほど勤務していました。
しかし、ほとんど出世することはありませんでした。
出世する実力がなかったのかもしれませんし、とくに出世したかったわけでもありません。
出世しようと思えば、できたタイミングもあったのは事実です。
ただ、
「常に現場と接するプレイヤーであり続けたい」
という思いのほうが強く、何度か出世を拒否したこともありました。
私は、組織の上に立って管理業務をするよりも、直接、クライアントの喜ぶ顔が見たかったのです。
「ありがとう。助かったよ。またサポートよろしく!」
この言葉と笑顔が、なんともいえない快感となっていました。
外資系のコンサルティング会社にいた頃は、普通の会社員よりも、かなり高い年収だったと思います。
30歳で実質年収1000万円は到達していました。
しかし、愛車は、中古で50万円で購入した軽自動車でした。
スーツは大型スーパーで購入した2着2万円のもの、腕時計にもこだわりはなく、5000円程度の靴を履いてました。
食生活もほぼコンビニ弁当でしたし、格安ホテルを転々としていました。
残ったお金は、家族のための生活費を除いて、すべて自己投資や将来への投資に回しました。
私は「お金」そのものよりも
「お金を増やす仕組みづくり」
のほうに興味があったのです。
私は、自分の地位や名誉よりも、まず、自分で「お金を増やす仕組み」を作り上げた後、
・困っている人を助けたい
・頼ってくれる人を喜ばせたい
という思いを、強く持ち続けていました。
この思いは、何もコンサルティング業に限った話ではありません。
これからも、何らかの形で継続していきたいと考えています。
衰退する町を見て感じること
話をがらりと変えます。
私は大阪府堺市の泉北ニュータウンの出身で、団塊ジュニア世代です。
当時の泉北ニュータウンには、ものすごい人数の子ども達が住んでいました。
公園や商業施設なども、活況そのものでした。
あれから数十年。
「ニュータウン」は、もはや「ニュー」ではなくなりました。
現在の泉北ニュータウンに、昔のような子ども達はいません。
まさに高齢者の町となっています。
昔、栄えていたお店もなくなり、遊園地や公園、書店なども消えていきました。
奈良ドリームランド、みさき公園、さやま遊園…。
ニュータウンの象徴であった府営住宅(団地)も、現在は、駅近物件以外、空室ばかりです。
私の父の故郷である島根県はもっと厳しい状況です。
JR三江線がなくなり、最寄りの駅まで車で1時間かかる超過疎地帯です。
高齢者も多く、ひとりで田んぼをメンテナンスする高齢者を見ていると、本当に痛々しい限りです。
他方、全国区で見ると、東京一極集中が続いています。
会社も大学も、みんな東京に集中しようとしています。
私はこの状況をなんとかしたいのです。
端的な言葉で表すと、
「地方創生・活性化」
とでも言うのでしょうか。
私の立ち上げた合同会社のメイン事業はコンサルティング業です。
ここだけ聞くと、地方創生・活性化とはかけ離れた、営利目的の色が強く見えますよね。
ただ、私の法人は、まだ歴史が浅く、資金力が非常に乏しい状況となっています。
現在は、収益性の高いコンサルティング業を続けざるをえないのです。
このため、当面の間は「週3日だけ働く」生活を続けていくことになります。
ただし、私も歳を重ねたときには…
この働き方を、ガラっと変えていきたいと考えています。
週3日だけ働く生活の終着点とは?
私は、コロコロと制度の変わる公的年金や国の制度はあてにしてません。
細々と何らかのお金はもらえるでしょうが…。
最低限の生活を補償してくれるベーシックインカム制度も理想ではありますが、国の財源的に、当面、実現可能性は低いでしょう。
そこで、私は、自分の構築してきたストック型の収入(不労収入)をベースに、独力で老後の生活をしていこうと考えています。
私の実践している「週3日だけ働く生活」は、別名「プライベート・ベーシックインカム」を準備していることに他なりません。
プライベート・ベーシックインカムが確立できると、最低限、生活に困ることはなくなります。
この状態になれば、自分の好きな活動を自由にすることが可能となります。
そこで、私の満足感を支える次の2点
・困っている人を喜ばせたい
・衰退する地方を活性化させたい
が初めて実現できるようになります。
そのための準備をしている期間(充電期間)が、現在だと捉えています。
もちろん、人助けをする前に、まずは自分の家族です。
今まで、私は、仕事やお金を増やす仕組み作りに邁進してきました。
今度は、今まで私をサポートしてくれた家族に、少しずつ恩返ししていきたいと思います。
人生100年時代。
寿命は伸びても、自由に活動ができなくなってしまえば、すべて破綻します。
このため、健康寿命というものは、常に意識しなければなりません。
健康寿命を長くするためには…
やはり生活習慣(健康)です。
今後は、生活習慣にも気を遣って生活していきたいと思います。
生活習慣を含めて考えると、社畜生活とは正反対の生き方・働き方である
「週3日だけ働く生活」「プライベートベーシックインカム」
は、私にとっては最適な生き方だと確信しています。
・社畜生活を脱出し、定年前に起業する
・生活習慣を心がけ、週3日だけ働く自由度の高い生活をする
・時間をかけて、仕組みビジネス(ストック型収入)を確立させる
・そして、困っている人を助け、地方を活性化させる
2020年7月現在、私は47歳。
おかげさまで、今のところは、予定通りです。
あとは、昨今、日本を騒がせている自然災害(地震・豪雨・コロナ…)、そして健康との戦いでしょうか…。